なぜ今、太陽光発電なのか

地球温暖化は今日も確実に進行しており、その要因となる温室効果ガス(CO2等)は今後も減る余地をみせません。
大気中に含まれる温室効果ガスには、海面や地表から地球の外側に向かう熱を大気中に蓄積させ、再び地表に戻す温室効果という性質があります。

太陽光発電をはじめとする『自然エネルギー』はそれらの弊害を発することなく、無尽蔵なクリーンエネルギーとして注目を浴びています。
また昨今、国や各自治体の太陽光発電導入補助の拡充や、余剰電力買取制度の改変なども併せて省エネ~創エネの時代へと変革の時期にさしかかっていると思われます。
さらに、東日本大震災以降においては、非常時の自立電力供給システムや蓄電池との併用により、電力供給インフラに依存しない独自のエネルギーシステムとしてスタンダードになりつつあります。

今後、太陽光発電システム導入件数の更なる増加と共に、化石燃料に対する依存係数を下げ、また二酸化炭素の増加を抑制出来る『低炭素社会』の実現とエネルギー自給率の向上をめざし、できることを少しずつ積み重ねていくことが未来の日本、そして地球の大きな牽引役になると思われます。

太陽からの本当の意味での恵みを有効活用できるチャンスが今まさに目の前に潜んでんいるからです。

太陽光発電とは

太陽光発電は『太陽電池』と呼ばれる装置を屋根に設置し、太陽の光エネルギーを直接電気に変換する発電方式です。
屋根でつくった直流の電気を、変換装置(インバーター)を使用して交流に変換し、家庭内で自家消費するとともに、使い切れずに余った電気(余剰電力)は電力会社が買取をしてくれます。
また災害などの停電時においても、太陽が照っている時間帯であれば発電した電力の最大1500wまでは、非常用電源として使うことができる、環境にもやさしく、いざという時の備えとしても頼もしいシステムです。

point① クリーンなエネルギー

太陽光発電システムは太陽の光を使用して電力をつくる発電システムで、化石燃料のような温室効果ガスの排出もなく環境負荷の少ないクリーンなエネルギーとして昨今の注目をあびています。

point② 光熱費を大幅にダウンできる

屋根で発電した電気を家庭内で使用することによって、今までは電力会社から請求を受けていた昼間の部分の電気代を大幅削減できるのにあわせて、使いきれずに余った電気を、通常購入している電力料金よりも高く電力会社に買い取ってもらうことにより、実際の電気料金を限りなくゼロに近づけることが可能な時代になってきました。

point③ オール電化との組み合わせで更に電気代がお得に

更にオール電化との組み合わせて、今まで払い続けてきたガス料金をなくすことと合わせて、電力会社のオール電化住宅にふさわしい、お得な料金プラン(電化上手等)をうまく活用し、昼間は太陽光発電システムからの自給生活を、そしてそれ以外の時間は安い電気をかしこく使って、地球にも家計にもやさしいスマートハウスが注目されています。

point④ 災害時にも活用できる

あってはならない非常事態。でも、必ずいつかはやってくると思います。過去の実例からもライフラインの確保と適切な情報収集は欠かせないでしょう。
そんな時、太陽光発電システムがあれば、昼間の発電を非常用コンセントから利用することができます。
夜は発電しない弱点を今後は蓄電池や電気自動車との組み合わせにより、鬼に金棒の時代がやってきました。自らの大切なおうちに、大切な家族を守るツールが存在する安心感は、この時代の贅沢だとも思います。

point⑤ 太陽光パネルで、屋根裏温度が快適に

太陽光パネルを設置すると、そのパネルの遮熱効果により夏場の室内温度が今までよりもかなり快適に保たれます。
一般的に夏場の屋根表面温度は70度にも達するといわれており、屋根裏温度は50度前後といわれています。それがパネルを設置すると、屋根裏温度で約-10度もの遮熱効果が確認されています。当然、室内の体感温度も下がることに合わせてエアコンなどの効き方への影響も大きいと思います。
また、屋根表面の紫外線による劣化スピードを遅らせるなど、いろいろな意味でエコな太陽光発電といえるかもしれません。

point⑥ システムの寿命が比較的長い

太陽光発電システムはいくつかの構成機器によって成り立ちますが、主役である太陽電池の期待寿命は20年度程度以上とされています。もちろん設置の条件や環境により、いわゆる経年劣化のスピードによる影響もあわせて考える必要があると思いますが、一般的に結晶シリコン型太陽電池の場合は、20年間で約1割程度の出力低下が確認されています。
発電システムととらえた場合、故障する可能性が高いのは周辺の動作機器である、パワーコンディショナや、室内の制御システムだと思います。これも、使用状況や環境によっても変化すると思われますが、特にコンデンサー等の部品は15年以内にオーバーホールする必要があるともいわれています。

point⑦ 省エネ、環境に対する意識の高まり

設置いただいたお客様の声を耳にすると、「お父さんが天気ばかり気にしている」とか「お子さんがモニターを見ながら家中の電気を消して歩いている」とか「奥さんが夜中に洗濯してるよ」などなどご家族のエコに関する意識の高さがうかがえます。
身近にあると意識する。という人間の向上心の表れなのかなとも感じますが、実は太陽光の生活を選択したご家族の一番の効果は、この意識なのかもしれないと。仕事柄、非常に尊く感じています。
当社は、そんなお客様の笑顔にお答えできるように、誠実に・お客様ごとに・喜んでもらえるように・をモットーに皆様の太陽光発電所づくりの一助となれば、と考えています。

太陽電池の種類

太陽電池には主流であるシリコン型の「単結晶シリコン太陽電池」や「多結晶シリコン太陽電池」「アモルファス太陽電池」などがあります。
「単結晶シリコン太陽電池」は、変換効率が高く発電量は期待できますが、比較的量産が難しいとされ、製造コストが高いことから高価な印象の太陽電池といえます。
「多結晶シリコン太陽電池」は、単結晶に比べると若干変換効率は低いものの、量産向きで今までの導入の主流となってきた太陽電池といえます。
「アモルファス太陽電池」は、その特性から温度上昇による発電効率の低下が他の電池よりも優れているため、結晶シリコンとアモルファスの組み合わせによる、HIT型(ハイブリット型)太陽電池としても実用化されています。

またシリコン型太陽電池に対抗して、「化合物型太陽電池」などがあります。
「化合物型太陽電池」は、シリコンを使わず銅・インジウム・ガリウム・セレンなどの組み合わせにより、一般的には「CIS系太陽電池」と呼ばれています。化合物系の太陽電池は生産コストが比較的安く、製造過程での環境破壊係数(エネルギーペイバックタイム)も低く抑えられるため、次世代型太陽電池と注目を浴びています。
また、太陽光を吸収しやすいとか、接続方式の特徴により影の影響を受けにくいなどのメリットもある反面、パネル1枚当たりの発電量がシリコン型に比べると低いため、設置スペースを必要としてしまう欠点もあります。

最近の傾向としては固定買取制度の影響もあり、多結晶から単結晶太陽電池へのシフトが見られ、各メーカーとも高効率な電池を主流とし、またユーザー様もなるべく自宅の屋根で効率よく沢山の発電をしたい、という傾向に移り変わってきた印象を感じます。